MH4GでHR999になるまでプレイしたとあるハンターさんの思い出話。

2013年9月14日のモンスターハンター4発売から約1年半。
2015年2月26日にハンターランク999 (俗にいうHRカンスト)達成しました。


実は
モンスターハンターというゲームに手を出したのは、これで2回目になります。
過去作でHR2の途中で挫折売却引退。「モンハンなんかもう二度とやるか」と思っていたのに今作発売前で人に押されて購入。
見事にエンジンがかかり、HR999までぶち抜けました。


ここに到達するまでに、ワクワクしたこと、楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、申し訳ない気持ちでいっぱいになったこと
もうダメかと思ったこと、知らない人とネットを通じて仲良くなったこと、まるでNPCのごとく無心で狩り続けたこと、
手汗で手元が狂った(?!)こと、あとなにがあったかな・・・本当にいろんな出来事がありました。
ひとつのゲームを通じて、こんなにたくさんの思い出ができたのは、生まれて初めての経験です。


ここはひとつ、全部忘れないうちにテキストに書き起こしておこうと思い立って
LINEのタイムラインに投稿しようとしたら信じられないような量になってしまったのでブログに書くことにしました。


書き終えてから読み返してみると、モンスターハンター遊んだことない人でもそこそこ読み物として楽しめるものなのか、あるいはプロハン様が雑魚の成長記録として読んでそこそこ楽しめるものなのか、どっちつかずみたいな内容になってしまって
個人的には大変中途半端なものを感じるんですけど、どうせ日記だからいいんだい。ちくしょう!


いきなりお詫び

ちなみに4月4日ぐらいに下書きにしてあったこの記事を誤って一般公開にしちゃってましたwwwwwwwwwwwwwwww
今ちゃんと書き終えたので再公開しますwwwwwwいきなり変な書きかけアップしちゃってサーセンwwwww


はじまり

MH4発売数週間前のある日の出来事・・・


会社の人に「もうすぐモンハンの新しいのでるんだけど、やらない?」って声をかけられたのがきっかけでした。


ただ、俺には学生時代にMHP2Gを友人に誘われるがまま始めるもすぐ挫折してPSPごと売り払ってハンターを引退するという悲しい過去を背負っていて
「俺にはモンハンなんて無理無理かたつむりですよwww昔少しやったんですけどボッコボコでしたよwwww俺アクションゲーム向いてないwwwウホウホwww」とか言って拒否した。
※HR999になっても思うけど、俺にモンハンは向いてない は疑いなき事実だと思う。


それにもかかわらず、その人に「戦わなくてもいいから、後方で笛吹いてるだけでも助かるから、手伝ってよ」と言いくるめられ、さらによくよく話を聞いてみると
当時の挫折原因の1つである「モンハン持ち」*1はマスターしなくても十分遊べると聞いた途端に俄然やる気が出てきて、発売日に買うことを決めた。


ついでに言えば、ハードはすでに持ってたというのも要因の一つだと思う。
全くの初めてならまだしも、一回挫折して二度とやるかあんなゲームと思ってるモンハンのためにハードから買えとか言われたら悩むよな。
※Vitaも持ってますよ!携帯ゲーム機以外がめっきりないだけで。


買ってみた

モンスターハンターというゲームはあの当時と変わらず、世の中ではすっごい人気みたいで、予約しないと買えないような代物らしい。


と聞いていたのに発売日までグズグズ予約もせずノープラン人生を歩み抜いていた俺は
発売日の朝、徐ろに引き出しの奥から完全にバッテリー切れになったまま眠る3DSと充電器を発掘して、クレジットカードを片手にダウンロード版を購入するも
ノープランが災いして「SDカードの容量不足でゲームをダウンロードできない」という名の罠にハマり涙目に。


ここまで来たら今日始めたい!と思ってそのへんの電器屋さんで7000円ぐらいするすっごい高いけど
セーブがすっごい早いらしいと噂のSanDiskのExtremeとかいう
8GBのSDカードを買ってきて鬼に金棒だと言わんばかりにモンスターハンターの世界に飛び込む。


キャラクターメイキング。名前とか声とかどうしようこれと小一時間悩みながら、髪型はふざけてアフロにしちゃう。
始まってすぐのイベント戦闘中に、髪型まさか変更不可なのかな・・・とキャラ作り直してもう一度見直す気になってたので
団長との会話はほとんど頭に入っていなかったが、無事に変えられることを発見してそのままいくことを決意。


最初に紹介されたクエストは、お肉を焼いたり、キノコを納品したりが目的のクエスト。
これは当然のごとくできたし、前回のハンター引退前はひたすら採取ツアーをやっていて楽しいゲームだと思ってたから余裕だった。
どうぶつの森もこういう感じのマップにすればすっごく楽しそうなのにって思ってたぐらい。


そうこうしているうちに、とあるモンスターの狩猟依頼が来た。


狩ってみた

モンスターの狩猟依頼。たしか「アルセルタスを1匹狩ってこい」という内容だった。
団長?にもらったブレイブ装備を着込むと容姿がハンターらしくなって気分が高揚した。
キャラバンの受付嬢に後押しされながら、恐る恐るお出かけ。
いきなり空飛ぶモンスターで面食らったが難なくとはいかなかったけど、この俺にもどうにか倒せた。


その後も「ドスジャギィ」だとか「ケチャワチャ」だとか、旧作から存在するモンスターも、このモンスターハンター4から登場したモンスターも
全部初見だったので、どんなモンスターだろう?ってすっごいワクワクしながら
何回も死につつも、1頭のモンスターに時間がかかったときで30分とかかけながらも*2、そこそこ倒せた。


ある程度進めたところで、未知の樹海の調査依頼というのが来た。

アルセルタスが倒せなくて、片手剣を捨てた

ここで「未知の樹海には装備を整えて挑め」と念押しのメッセージが表示されたので(確か・・・)
これ以上進めるのは危険と判断した俺。


マイハウスに戻ってプーギー*3と遊んでこの後どうするか考えるかとなでていたら、なぜか怒ってハウスから出て行ってしまう。
これはまずいとバルバレの街を必死に探しまわっていると「集会所」なるところに迷い込んでいた*4
数分探してプーギーが見つからないので、気晴らしに集会所の爺さんやお姉さんたちと話す。


ハンター登録をすませて、ハンターランク1へと昇格した俺は、意気揚々と青い衣装のお姉さんに話しかけたらオマエの相手はできないとの冷たい反応*5。ちぇっ。
黄色い衣装のお姉さんが俺でもこなせる簡単なクエストを紹介してくれた。


アルセルタスの狩猟依頼。
さっきもやった奴だぜ!余裕だな!と出かけたらなんかコテンパンにやられてクエストは失敗に終わった。
やばいな・・・どういうことだ、なにか強化しなきゃ、と目をつけたのは武器だった。


初期設定で片手剣とかいう武器を装備してるけどこれの攻撃力低すぎるからダメなんだわ、そりゃそうだと思って
武器売ってくれるお店に駆け込み、どんな武器があるのかお尋ね。


大剣、太刀、双剣、ハンマー、スラッシュアックス操虫棍、弓、ライトボウガン・・・色々あるなー、、、


大剣かハンマーかヘビィボウガンが攻撃力的によさそうだと思ったけど、そういえば昔モンハンがダメだった理由が
初心者におすすめとかって友人に言われて使ってた大剣が重すぎて攻撃あたんないし移動に困ってたからだったのをふと思い出し
ヘビィボウガンは弾に金がかかってシャレにならないらしいので、ハンマーしかないと思いハンマーを手に取りレッツトライ。


さすがのアルセルタスもハンマーでバンバン叩いてたら、ピヨった状態(スタンとれた)になって
さっすがハンマー!!あの片手剣とかいうのと違って攻撃力が違うぜ!!ふっふっふ!!!サイコーだ!!
とか脳内で独り言を言いながら無事にクリア。このときの俺はハンマーを手に取りニンマリとほくそ笑んでいたと思う。ぶきばいりつ?なにそれおいしいの?

ハンマーは三日天下だった。そして次なる武器は・・・

その後もお気に入りのハンマーをぶんぶん振り回してごり押しをするも、ごり押しが通用しなくなって、いよいよ八方ふさがりに。
大剣よりかは幾分マシのように思えるけどハンマー重いよ。


某巨大匿名掲示板サイトを見てみたら「操虫棍は玄人向きだわこれ」とかいうレスとか見かけちゃうし「チャージアックスは片手剣のようだけど結局片手剣に戻した」とかあんまり評判よくなさそうだし


とりあえずどうすればよいのかさっぱりわからんちんな俺は、カプコン
モンスターハンター4公式サイトの武器紹介のページをなんとなく見ていると
「大剣」と「片手剣」の紹介文に「初心者でも使える」とかいう説明が書いてあったのを見て「んなアホな」と思わず口に出した。


大剣も片手剣も、今まで試しに使ってボツ武器の烙印を押したじゃないか。


「いや、大剣は絶対ダメだった。前作の二の舞だけは避けなきゃ。」


苦い思い出がふと脳裏をよぎる。
今回はダウンロード版を買っちまって売却不可だからもう少しがんばらなければ・・・
ここでパッケージ版だったらそろそろ売却に走っている頃だったかと思う。


紆余曲折あって、ハンマー3日も持たなかった。
そして、あれだけ散々侮辱していた左腕に盾、右手に剣を構えるスタイルに戻した。


「こんな攻撃力低い武器で楽々モンスターが倒せるのは上級者しかいない、こんなの、よー使いこなさん」と言っていたが「らくらく」ではないにしろモンスターがなんとか倒せるのは片手剣だったので、ストーリーを進めるべく泣く泣く戻した。




今にして思えば、片手剣はガードができて、そこそこ動き早くて、抜刀中に回復飲めるからおすすめだったんだろうけど
被弾して体力残り少なくて焦って抜刀中にダッシュ走りで逃げようとしちゃってその場ガードに入って「え、なんでなんで?→乙」とか目も当てられない事態になったり
そもそも抜刀中にアイテム使えるとかいうけど、どうやってやるのかわからんくて下画面に回復アイテムをショートカットで登録してタッチしてたり
(この頃のショートカットは砥石・回復薬・回復薬グレート・解毒薬が鉄板だった)


なんの攻撃がガードできるのかわからんし、いつガードすればいいかわからんし、
攻撃しまくってるからやばいと思った時にハンターの攻撃動作終わってなくてガードできないし
心にそこまで余裕ないしで
HR開放ぐらいまでガードなんて一切触ってなかった。オートガードも発動させてなかった。おわってるな


部位破壊とか捕獲ってなんなのさ

次にテツカブラで若干つまりかけるも、テツカブラはモンスターの前に出て顔面を攻撃し続けてはいけないということを教えてくれた。なんという今更感。


続いて捕獲というのがどうやってやるのかよくわからなかったので、会社の後輩に捕獲クエストをお願いした。
ちなみに、この会社の後輩は最初にMH4発売前に俺に声をかけた人とは別人である。


エスト名は「ゲリョス捕獲日記」。よくわからなかったから「トラップツール」を2個購入しアイテムポーチにしっかりつめこんで意気揚々とクエストに出発。


ここでいう会社の後輩はたいへんよくできた人で、ゲリョスの頭がカッカッ動き出した時に「あ、これ光るよね!」って言ったら「頭は壊してあるからもう光りませんよ」と一言。



え、壊すって何・・?



平常時がどうだったか覚えていないので、どう壊れてるのか全くわからんかったが「壊す」と光らなくなると聞いて驚いた。


最後には彼が落とし穴を設置して麻酔玉をぶつけ、難なくクエストをクリア。
落とし穴を設置したとき地面が急に液状化を起こしたので、また驚いた。
俺が持っていったトラップツールという名のいかにもなアイテムはまったく役に立たなかった。そりゃそうだ。雷光虫やネットと組み合わせて使うなんて知らんわ。


エストが終わった後で、どこに罠を設置すればモンスターが落ちるのか、と聞いたら
モンスターと自分の間に罠がくるようにしておけばモンスターが勝手に罠に向かってきて罠にはまると聞いて
モンスターがそんな馬鹿なわけないだろ、と思いつつ


後日、罠張りの練習に地底洞窟へと出かけ、2番エリアでシビレ罠を設置して「これがしびれわなかー」って見てたら
ゲネポスにやられて麻痺って「あ、シビレ罠はすぐ離れないとハンターが麻痺するんだ」と誤った知識を手に入れてしまい、しばらく罠は使えなかった。




誤った知識と言えば・・・
光や音があの小さい盾でガードできる理屈が理解できず、光るのにゲリョスのほうを向いてガードするとオッケーとかわけわからなかったので*6
相変わらず光りそうなときゲリョスに背を向けて、できるだけ遠くに離れるようにしてたのもこの頃。


爆弾も大タル爆弾と小タル爆弾を同じ場所において点火すれば両方のダメージが入ってお得とか思っちゃってたし*7
モンスターのしっぽを切るのは一発の威力が高くないと勢いで切れないと思ってたし*8
スキルポイントとスキル発動の関係もわかってなかったので、頭から足まで全部別のモンスターの装備とか着てたと思う。
写真で残ってるのは、頭がリオレイアで足がテツカブラみたいな装備とかがある・・・


たまたまテツカブラの割合が高くなったときにたまたま「体力+20」が発動して
エスト出発したら「あれ?体力ゲージっていつもスタミナゲージと同じ長さじゃないっけ?」って気付いてはじめてスキルがどういうものかわかった。
(上記のようなことを思うということは、猫飯も食ってない・・・ということか?)


このゲームはいろんな暗黙の設定が多すぎ。スキルポイントの説明もNPCが適当にメッセージで喋るだけじゃなくて図解でハンターノートに記載があるべきだと思うんだけど。


この頃ようやく100時間遊んでハンターランクは3にまであがり、いろんなことがわかってきた気がしてブログに
プレイ時間100時間でHR3の俺がモンスターハンター4のコツを殴り書き」を投稿した。
100時間もやってようやくそこかよ、ほらやっぱりこういうゲーム向いてないんだってば。


これからずっと片手剣でいくぞーっておもった

この頃、例の会社の後輩から「片手剣は状態異常が強い」と聞いて「ポイズンタバルジン」とかいう毒武器をつくってそれ一筋でいってた。
なおモンスターに応じて水やら火やら変えるとかいうのをめんどくさがっちゃう地雷くんなので、今でも麻痺だったり毒だったりが多い。
さすがに麻痺、毒効かないモンスターには担いでいかない、ぐらいかな。


片手剣の使い方も、ガード使わないし、下から乗りもよくわかってなかったし、なによりコンボがめちゃくちゃでXを連打するだけだった。
というかXとAで動きが違うということに気がついて「うおー違うじゃんこれやべー!」って思っちゃうぐらい何も考えてなかった。
つまり盾コンぶっぱ厨だったと。


X連打しているような時期に何を思ったのかよくわからないが「一流の片手剣使いになりたい」とか考えちゃって
ニコニコ動画にアップロードされている片手剣の使い方動画*9を見て、遺跡平原の採取ツアーに何度も出かけてアプトノスを横目に50分延々と
コンボをどうつなげると良いかの研究だとか、盾コンを出さずにRXXXAAを打つ練習だとか、下から乗りを入れるコマンドの特訓だとか
どの距離でシールドバッシュするとオトモアイルーがぶっ飛ぶか、SA付きバクステループってどうやるんだとか、爆弾切って被爆しないってどうすんだとか
なんかそんなことばっかやってた。


そうこうするうちに、そこそこ下からも上からも乗りが狙えるようになってきて、乗れると快感を覚えるようになって
テツカブラがどういうわけか乗りやすいから結果的にダウンしている時間が長く、倒しやすくて好きになっていた時期もあった。
片手剣の使い方がある程度板についてきて、手放せなくなってきた感が出てきたので
もうずっと片手剣を手放さないと決心した・・・なんていうひねくれた考えでここまで来たので今でも他の武器は一切使えません。これはひどい


リオレイア亜種

この頃はまだオンラインもつなげずに、詰んだら会社の後輩に手伝ってもらうスタイルだった。


でも緊急クエストは「昇格試験のようなもの」とギルドマスターから説明があって、昇格試験にお手伝いさんってチートやん
とか思っちゃってHR1からずっと緊急クエストだけは1人でこなしていた、はず*10
当初の目標だった「上位」*11というところにも行けて、最初はモンスターの強さに面食らったけど防具も上位を揃えれば*12大したことはないと浮かれていた頃


ハンターランク「5」へ昇格しようとする俺の前にヤツが現れた



リオレイア亜種*13



ははは、リオレイアは見たことあるぞー、ちょっとピンク色なだけじゃないかー余裕余裕ー
などと、いままでは聞いたことのないモンスターの名前が次から次へと出てきていた状況で、見知ったモンスターの新種と言われたら比較的安心できるのだった


そしてファーストトライ。死、死、あーやばいな・・・死。クエスト失敗*14。本気で今までと比べものにならんぐらい勝負になってない。
あいつは、ふいにひっくり返って毒攻撃してみたり、轢かれて気絶して動けないところへ追加攻撃があったり、足元に火を吹いてみたり、風圧も自由自在に使いこなし動けなくしてから突っ込んでくるし
体力もめっちゃあって、乗り攻撃4回も5回もやってんのに、竜のナミダとかめっちゃ落ちてるのに、一向に死ぬ気配がないトンデモモンスターだった。
(ナミダを落とす条件と残り体力は関係ないが、この頃は落し物するのは一種の指標だとおもっていた)


ものの見事に詰まってしまい、防御力だとか属性耐性だとかオトモのトレンドを回復5匹揃えるだとかオトモの装備を火耐性強いのにするだとかまで*15
練りに練る日々が始まり
たしか3日ぐらい、クエスト回数にして10回以上は挑戦したと思う。3日目なんて休み1日つぶして何度も何度も行った。


アイテムなんて解毒薬10個じゃ全然足らなくて漢方薬まで持って行ったし
支給品届いたらごっそり持って行ってた


このときに一式揃えたカブラS装備が体力+50とかいう神スキルがついていた。
死んでも体力MAXだったから、2回死ぬ頃には秘薬*16なんてとうの昔になくなってますというヘボハンターにとって体力+50は手放せなかった


おかげで最後には残り時間5分切ってギリギリ状態で寝床に向かってくれて
半泣きで捕獲用麻酔玉投げまくってどうにかクリア。


このときはやっとクリアできて喜びのあまり叫んでた(ような気がする)


それと同時にリオレイア亜種なんか2度とやらねえと誓った。
ここまではほとんど一人でやってて、スローペースだったのでこのとき10月26日、発売から1ヶ月たってた。
プレイ時間ははじめてから141時間、片手剣の使用回数は200回には届いていないぐらいだった(当時撮ってた画面写真の記録から)


ついに怖い人たちでいっぱいと噂のオンラインに接続してしまった

次に転機が訪れたのはモンスターハンター4からの醍醐味、インターネット経由のオンラインモードだった。


これは片手剣の毒武器をずっと使っていたので、次なる強化をすべくゲリョス亜種というモンスター*17と戦っていた時。


2回もゲリョス亜種をがんばって倒してまだ武器強化に必要な素材が集まらなかった時に
えー、まだ集まらんのか・・・こんなんさすがにダルいし、やってられんなー、と思って
ひどいこと言ってくる奴してくる奴ハチミツくださいな奴がうじゃうじゃいると噂のオンラインモードに恐る恐る接続してみることに。
本職がネットワークエンジニアな俺は3DSIPアドレスの設定も完璧でいつでも接続できる状態にはしてあった(そこまでの知識必要としてないってば)。


いろんなサイトでオンラインモードの作法を調べてみた限り、部屋入った時に「よろしくお願いします!」ボタンさえ押しておけば
どうということはない、とか書いてあったので、そのボタンがどこにあるかもよくわからず自分で部屋を作ってチャットを入れる練習から始めた。
(4Gではローカルモードでもチャットが打てるが、4はオンラインモードの部屋に入らないとチャット打てるボタンはでなかった)


いよいよゲリョス亜種の「誰でも歓迎」とか書いてある部屋に突入!*18
すかさず「よろしくお願いします」ボタンを押す!!押した!!!発言画面にちゃんと出た、完璧だ!!!!


と思ったら人がいない・・・
なんかようわからんけど俺だけ下画面のプレイヤー一覧で緑色だけど他の2人は灰色だぞ・・・どうなってるんだこれ・・・


なんとクエストに出発している部屋に入ってしまった。
慌てて抜け出そうとしてあたふたあたふた。



次に数分かけて十分吟味して入った部屋は、俺とおなじハンターランク5の人たちが集っていて、うち1人は俺と同じ毒片手剣を持っていた。
たぶん俺と目的は同じでこの武器を強化すべく、ここに来ているんだろうということが一発で分かった。


ここで、ようやくクエストに参加させてもらえることになって、ゲリョスに毒武器でいくってどーよ*19とか考えもせずに素材が集まるまで連戦。
俺が毎回30分か40分かかって倒しているゲリョス亜種もそれほど苦戦せずに倒せた。
自分に集中攻撃が来ないだけでも随分助かるな*20、と実感しつつ数回クエストをこなし、武器の強化に必要な素材も揃ったのでお礼を言って部屋を去る。


こうして、オンラインでの部屋入室〜クエ終了までの流れに馴染んできた俺は、調子に乗って自分で部屋を作って
ターゲットを「★5クエスト」にして、タイトルを「クエスト同行者募集!」ってしてみたら
なんかコワモテのHRが高いお兄さん方(※イメージ)がわらわら3人集まってきてビビった。
HRが高いっていっても、時期的にたぶんハンターランク100にも満たない人たちだらけだったような気もするんだけど
当時ハンターランク5の俺からしたら卒倒しそうな数字だった。


その人たちとクエストに行くと、どのモンスターも、どう見ても、どう考えても1人で行ってかかってる時間の4倍よりかは速く倒せてる。ものすごく感激した。
なんて強い人たちなんだろう。どうやったらこんなにうまくいくんだろう。これは夢か?


しかも俺の体力が少なくなった時にすかさず体力を回復してくれる、俺のオトモアイルーよりよっぽどできる人もいた。
ヤバイ人たちだ、ヤバイ!なぜモンスターならず人のことにまで気遣えるような余裕があるのか、かつ強いのか。
こっちは「ありがとう」ボタンを押す余裕すらないんだぞ。がんばって押してたけど、慌てて定型文誤爆して変な発言したりしてた。



自分のクエストだけ付き合ってもらうのも申し訳なくて、なんだか恩返しがしたくて
エストを終わって帰ってきた時に「行きたいクエストあったら言ってください」って打ち込んでみたんだけど
その人たちからは「貴方が行きたいクエストでいい」みたいな返答が帰ってきてホントにこいつら大丈夫か?欲はないのか?仙人か?マジなのか?と思った
インターネットで聞くようなひどい人たちじゃないのは確かだった


このときはキークエ*21というものの存在は知りつつも、それだけこなすのも勿体無いと思っていたので上から順番に
5〜6クエストつきあってもらって俺が寝るといって解散した(上から順番とはいえ、さすがに採取ツアーは選んでない)。


いつか俺もこんな素敵なことができるハンターになりたい。と、このときに思った。

モンハンフェスタにいってみた

モンハンフェスタとかいうイベントが全国の何箇所かで開催されるらしくて、地元・名古屋でも開かれるらしいと聞いて行ってみた。


ぶっちゃけそんなに関心があったわけでもなく、気合を入れて朝から行けばよいものを夕方ぐらいにちょっと覗いてみる感じで行ってきた。
会場内には実物大のジンオウガゴア・マガラがいて、うおーでかいーって1人で興奮していた。そう、1人で。
会社の面々を誘ったらモンハンフェスタには興味ないみたいな返答が帰ってきたからね。


テオ・テスカトルアオアシラとはこのとき初めて出会った。ネタバレかと思ったけど俺のプレイペースが遅すぎるだけだった。
アオアシラは結局その後モンスターハンター4をプレイしている限り出てこなかったけど(前作の登場モンスターだった)。


会場では、狩王決定戦の地区決勝をやっていて、ゴア・マガラの討伐タイムを競っているようだったけど
その中でどこかのチームが「僕らのプレイを見ればきっとなにか参考なると思います」みたいな自信たっぷりなことを言っていて驚いた。
そのチームは実際1位になったんだったかな、だがうますぎてなにも参考にならなかった。
よく乗ってるな。ぐらいしか。「立ち回り」なんて言葉知らないし。


帰りの電車の中で、ふと3DSをあけてみたら、ハンターサーチ*22がすごい数になっていた。
そして、電車の中にもかかわらずクエストをやっている部屋がたくさんたっていたので、気になって適当な部屋にはいってみた。


名古屋駅へ向かう電車の中で、すぐそばにいるはずだけど顔もわからない人とキリンのギルクエへ・・・しかもたった2人で・・・そしてなんとか討伐・・・
といっても俺はどうも邪魔ばっかりしていたみたいで剥ぎ取りのあとでボッコボコにされたのであった。
やばいやばい、これは俺がやってるってリアルでバレたらリアルでもボコられる!と思ってヒヤヒヤして左右の人の様子を見たけどクエスト中じゃない感じだったのでホッとした。


なお、このときの人とはクエスト開始前にフレンドになっている。もう彼はやってないみたいだけど。
後に彼が俺のいる部屋にやってきて火をつけ油をそそぎ、オンラインで出会ったフレンドさんが激怒したのはまた別の話。


この日の夜、シャガルマガラの緊急クエストをやはりソロで挑んで手汗まみれになりながらもハンターランクが7になった。
プレイ時間は170時間ぐらいだった。装備はやっぱり毒片手にカブラS一式だった。

団長からの挑戦状

村クエストも順調に進めていた俺は、我らの団の団長から「団長からの挑戦状」なるものを受け取ってしまう。


軽い気持ちでいってみたけどジンオウガに体当りされ、ラージャンに殴られボロ布になってハイ終わりだった。
装備を防御力だけ考えてグラビドUシリーズ、頭だけスカルヘッドの構成にしてイベントダレン*23に何度も行って鎧石集めをして
重鎧玉をせっせと生成していたのはたぶんこのとき。
他にどんな苦労をしたかは例のブログを見てほしい。


11月4日にクエストが出て、11月10日にクリア。リオレイア亜種なみに苦労はしたと思う。
クリアしたときはリオレイア亜種のとき以上に嬉しくて、クリア後の村人との会話はひとつひとつ全部写真におさめてしまうぐらい興奮していた。


団長からの挑戦状をクリアすると防具の色彩設定に「虹色」が使えるようになるので、頭のスカルヘッドを虹色に変えた。
プレイ時間は199時間だった。実はHR3から100時間たってない、オンライン効果もあったのだろうな。


ハンターランク開放

HR7の緊急クエスト、千の剣。
とにかくダラ・アマデュラがすっごいでかくて倒せる気がとても起きなかった。


そしてたまたま、そうこうしているうちに俺の誕生日(11月21日)が来たこともあって
誕生日祝いに緊急クエストにもかかわらず、初めて会社の後輩たちとクエストをクリアした。


え?これだけ?


いや、もうこのへんは書くのめんどくさくなってきちゃって。

リオレイア亜種が連れてきてくれた人々

多分その頃からだったか、どれぐらい前だったか忘れてしまったが
二度とやるまいと思っていたリオレイア亜種にまた手を出した。


たぶんアイツを討伐ではなくて捕獲でクリアしたことが気になっていて
しっかり息絶えるところを見てやりたいと思ったのか、なんだったかとにかく火がついてしまい
練習も兼ねてオンラインのリオレイア亜種部屋に入り浸り、リオレイア亜種をひたすら狩りまくっていた。
12月18日にはリオレイア亜種100頭討伐を達成した。


やっぱりそんだけ狩ってればいろいろドラマもあるというもので


このリオレイア亜種がキークエというか、HR4の緊急クエストであることもあって
リオレイア亜種を倒した後にHR5のキークエをやりにいくことが多かったと
記憶しているんだけど、その中でもリオレイア亜種を倒したときの4人で
ハンターランク開放まで朝までつきあってあげたこともあって、それが特に印象深い。
その人達とはフレンド登録したんだけど、それ以来会えていない。


その時の俺は古龍に罠はっちゃうような、やっぱりわかってない奴だったから
こちらから出向くのもなんだか気が引けちゃったのであった。


リオレイア亜種を倒していく中で出会った、今でも付き合いのある人でいうと
たぶんNゆきさんだと思う(違うかもしれないが)。


その後いろいろあって、たぶんNゆきさん経由でTさんやKさんにも出会ったことを考えれば
リオレイア亜種には感謝せざるを得ないだろう。

東京に行ってきたときに、リアル集会所と名のつく場所に足を運んだ

この年の年末に、はじめてコミックマーケットという東京で開催される超有名イベントに初参戦した。
モンハンとは関係ないインターネットで知り合った人から、売り子?を頼まれて初参戦がサークルチケット入場とかいうウルトラVIP待遇で。


出店者側ということは、朝イチで会場入りを果たさないといけないわけで、新幹線の時間的に当日家を出たらどうやっても間に合わないので
東京に前日入りして秋葉原をぶらぶら彷徨い歩いていた。
もっぱらパソコンパーツとか怪しい中国製のガジェットとかを漁るのが秋葉原に来た時の通例だったが、今回は今までと違うものを見てしまった。
「リアル集会所」というところだった。


なんか店の前においてある看板に「集えゲーム戦士!」みたいなことが書いてあって、いやいやそこまでマジじゃないから俺、と思いつつ
どうやらモンスターハンターがメインらしい。今だったらたぶんモンハン4なんでしょ?
・・・もしかしてオンラインで出会うような凄腕の人たちが集っているのか・・・!とドキドキしながら扉をあけてしまった。


入店していきなり店員さんに早口一番「ハンターランクはいくつですか?」とか聞かれちゃった。マジか・・・


前に秋葉原のカフェで「お会計は1260ゼニーです」って普通に言われちゃったときぐらい衝撃的だった。
だってこの人、ふつうに入ってきたふつうの人にハンターランクとかって言っちゃうんだよ。
俺アイルーのTシャツとか着てるわけじゃない一般ピーポーだよ。まあこんなところに来るのはハンターなんだろうけど。
マジで今モンハン買ってきました今からやりましょうみたいな人が来てハンターランクという言葉の意味がわかんなかったらどうすんのさ。詰みではないか。
ということを2秒ぐらいで考えていて、出た言葉が


俺「えっ、ちょっ、130ぐらい・・・ですかね・・・?」
その場で3DSを開いて確認しようか?ともおもったがテンパッて適当にこれぐらいだったかという記憶を頼りに答えた。


ハンターランクを開放してからも数字をドンドンあげていた俺は、さすがにこの数字を言っておけば入店拒否はないだろうと思っていた。
いや、実際HR1ですとかいっても入店拒否はされない、はずだけど(実際後にHR1の人にも出会った)


そしたら、紙にHR130と書いてくれて、初めてリアル集会所に来るという俺をやさしく、1人で誰か来るのをまっていた人のところへ案内してくれた。
オンラインで部屋に入ったときのごとく「よろしくお願いします〜・・・」って挨拶して、その人のプレイヤーネームの部屋に入って
いくつかクエストをまわした。


その人は、ギルドクエストのLv96とかLv100とかいうのを持っているというので「俺そんな高レベルのギルクエとか行ったことないんですけど〜(笑)」とか
言いつつちょっと見に行ってもいいですか、といってシャガルマガラのギルクエに同行させてもらった。これまた2人で。
高レベルギルクエはやばい、と聞いていたのでオンラインではそんな部屋にとても入る気になれず今まで体験したことがないことだったが
ここでは事前に会話が成立して「ギルクエとかいうの見に行きたいんだけど」なんて話も、できちゃうような場所だった。


結果的にはたしか俺が2乙してしまったものの、なんとか狩ることができた。
その人ががんばってたからね。




その後たまたまHR6の人が自分たちのいる机に店員さんに案内されてきて、クエストを手伝ってほしいみたいだったので連戦してた。
最初の人は途中で帰って、人が入れ替わり立ち代わり、でもみんなすっごいいい人たちだった。
中途半端なHRで中途半端なPSしか持ち合わせていない俺は他人の足を引っ張らないように必死だった。


そんなこんなでこの日は、ホテルに行かないともう間に合いませんよ的な時間までずっとやってて
次の日もコミケが終わってなんか疲れたーって言いながらも、また素敵な体験ができることを期待してリアル集会所に直行して
俺とおなじくリオレイアが好きだという相性のよさそうなかなり年配のおじさんとリオレイア希少種を、またしても2人で狩りにいったり
ダラ・アマデュラがまだソロで倒しにいけてないんだけどどうやったら勝てそうですか?」とか
「閃光玉っていつ打てば当たるんですかね・・・え、今ですか?」なんて、まだまだ初心者ハンターな俺の質問に暖かく答えてもらったり(内心どう思ってたかは知らん)
オンラインでは体験できないような会話をして、これまた新幹線の時間ギリギリまでリアル集会所にいた。


2013年、大晦日の夜だった。


それからリアル集会所では、年越しイベントなるものをするそうで盛り上がっていたが
年越しはどうしても自宅で過ごしたかった俺は、家に0時前までにつけそうな新幹線に飛び乗った。
ギリギリ年越し30秒前ぐらいに家に着いて家族と年越しができた。


名古屋のリアル集会所にも足を運んでみた

それからしばらくして、ある日のことだった。
地元、名古屋にもリアル集会所というところが存在すると聞いたので金曜日の夜、会社帰りに3DSを握りしめて偵察に。


そのリアル集会所はマンションの一室にあって、秋葉原のリアル集会所よりかは部屋の面積は随分小さくこじんまりとしていて
俺が行った時は店員さんも含めて3人がクエスト中だった。


早速、次のクエストから俺も混ぜてもらえることになった。たしかクエストは、集会所上位にある氷海マップのクシャルダオラ討伐。
ぶっちゃけ話、俺以外の他の3人がうますぎて、なんだか作業のようにクエストをこなしていて、俺はなにをすればいいかわからなかった。
いつもなら閃光玉をぶっ放しまくるところ、こんなところで目眩ましした挙句しくじったら何言われるかわからんと思うと、余計なことはできなかった。
それもそうだけど、閃光玉使って落としたところで「ナイスです」って言ってくれるかもわからんが、ここにいる凄腕ハンターさん達は
そんなことしなくても、さも当然のごとくモンスターを倒せるんだもんね。すごいや。


この頃から、麻痺武器を使ったり、罠で拘束したり、閃光玉でモンスターを落としたり、乗ったり、被弾した仲間を粉塵でサポートしつつというような
サポートメインな立ち回りが多かった俺は、それらがいらないという話になると手持ち無沙汰になってしまって、ここでは、なんというか自分を見失っていた。



この集会所では、テーブルに座った1人1人が順番に交代でクエストを貼っていくのがルールだ(他のお店でも表向きそんな感じだけど、ここほど厳格な運用はされていないイメージ)。
そのあと何回クエストにお出かけしたかわすれたが、あるタイミングでヤツが出た。


デーン!  ギルドクエスト:テオ・テスカトルLvなんちゃら・・・ってこれやばいやつじゃないですか!(苦手モンス×レベル高い)


ぶっちゃけ見た瞬間帰ろうかと思ったぐらい恐怖したが、俺が誇る最強のありったけ防御力を積み込んだ装備でクエストについていく。
つまるところ、戦力重視というよりも迷惑かけないこと重視という思いが強かった、はず。


結果的には俺は乙ることなく、終わった・・・んだったかな・・・?記憶があやふやだけど、無事にクエストはクリア。
ここで、テーブルに座っていた一人が抜けて店に備え付けのパソコンでMHFをやり始めたところで
「俺が地雷だからもう一緒にやる気ないです」って意味が含まれているかも?と直感的に感じたので、足早に退散することに。


それもそうだけど次に高レベルのギルクエが出てきたらどうにかなる気がしない・・・
そりゃそうだ、高HRになったら普通ギルクエ回ししかしないよね。集会所上位で4人集まってぐるぐるやってるだけなんて、俺だけだよね。


と、次に俺がクエストを選んでもいい番が来た。
自分がやってほしいクエストをやってもらった後にすぐ帰るのもなんだかと思ったので、これにて必殺呪文「今日は帰ります」をリクエスト。


俺が来ていい場所じゃねーよ、ここ!と強く思ったのでそれから1人では行ってない。
全くの初心者か、超熟練者なら行けるんだろうけど、俺みたいなHRのわりにPSが伴ってない中途半端が行くとえらい目に遭ってしまう。
というわけで、俺の友人にモンスターハンターを買わせてたまに2人でプレイするときに覗きに行くんだけど、やっぱり常連さんは
常連さんの間でだけ和気あいあいとしていて、一見さんは中に入りづらい空気を醸し出しているような気がしてならない。


なぜ、ここは、秋葉原のリアル集会所とくらべてこんなに雰囲気が違うんだろう。
ここにいるハンターさんたちはみんな一言一言が重い(と聞こえる時が多々。)んだろうか。
ネットで見た「FFは遊びじゃない」という言葉がふと脳裏をよぎる。


別にいいんだけど、俺のコミュ力が足らないから、俺のモンハンの腕が足らないから、こんなことになるんだろうな。
場の雰囲気に溶け込めないのが、なんだか悲しい。


てかこんな事書いたら特定されるじゃないですか、やだー。

ハンターランク999になった

いきなり飛びましたね
ええ、あれからはひたすら家に帰ってはオンラインに没頭する日々だったと思います。
主にリオレイア亜種やリオレイア希少種ばっかり狩り続ける日々でありました。
おかげで両方とも討伐数1200頭越え。



MH4終了時点でHR700越えたぐらいで、4GにHR引き継げると聞いた時は
これで999はもらった!と思いました。
そんなこんながあって俺にもHR999になる日が来ました。


前述の今でも狩り付き合いのある人と、俺がHR999になるクエストに出発するとき
一緒に連れて行ってくれと言われていたのでLINEで声をかけて一緒に狩りにいった。
エストは、集会所★5上位クエストの「リオレイア亜種、現る」。


俺を随分悩ませ、苦しませ、喜ばせ、出会いのきっかけを作り、俺のモンハン生活の大半を飾ったこのクエストでHR999にすることにした。
結果的にはG級武器でボッコボコにしてしまったこともあり、見せ場もなく、危なっかしいこともなく、そして
3人も投じたためにクエスト開始からの移動時間も含め、5分とかからずリオレイア亜種は息絶えた。


すべてが終わった後、俺は丁重に彼女に頭を下げ、集会所へと戻る。


終わるまでの間「ハンターランクが999になりました」の画面写真を撮ったり
なんやかんやしていたら随分時間がたってしまって、集会所に戻ったら
他のメンツは全員戻っていて、俺を暖かく祝福してくれた。


俺が普段から罠を使いまくっているせいでクモの巣やらなんやらが足りないと
喚いていたせいもあってか、みんなお祝いに罠の材料をたくさんくれた。
涙がでるほど嬉しかった。
どんな感謝の言葉を言っても伝えきれないほど嬉しかった。


ギルドカードの称号に「モンスター」のパーツが加わって、いよいよ「モンスターハンター」の称号が作れるようになったけど
数字だけHR999になって、自分が天狗になってしまいそうだったから、あえて自分への戒めとして「ハンター見習い」に称号を変えた。


ハンターランク999になって、変わったこと

HR999になってからしばらく経ったけど、いろいろ変化が起きていることを確信した。


HR980ぐらいとHR999の間にはすごい差があるらしくて
オンラインで部屋を作っていると同じHR999のハンターが入ってくるなんて珍事も珍しいことじゃなくなった。これはマジ。
「うわ、HR999が来たよ!!」ってそのたびに思うんだけど、お前もHR999じゃねーかってね。
そしてHR999のハンターさんは難しいクエストじゃないと気がすまないのが当然なのか
満足できる狩りができるメンバーを厳選しているのか、よくわからないけど体感80%ぐらいが付き合ってくれても1クエぐらいで抜けていく。


HR999じゃない人でも、俺がHR999であること=狩りがうまい人という認識で
部屋に入ってきて「クエ貼ってもいいですか?」という言葉に対して良い返事をすると
高難度のクエストを貼ってくるなんてことも何度か経験した。


フレンド登録の要求が来ることも、今までももちろんあったけど・・・HR999になってから頻度が増えたかなと思う。
特にいままではHR開放していないハンターさんからフレンド要求が来ることが多かったけど
HR3桁台の人からフレンド登録要求が来ることが増えた気がする。ちなみにクエストに出発する前にな。



ここまで書くと、すごく良いことのように聞こえる。でも、こんなの俺が望んでいない結果だった。
普通のどこにでもいるハンターとして付き合ってくれるぶんには大歓迎なんだけど
HR999だからベテランでめっちゃ狩りもうまいんだろうなんて思って接してくれるのはすごく困る。


だって下手くそなんだもん。


HR999に見合うようなPSないんだもん。


今までモンハンが楽しくて、オンラインで4人とかでわいわいやりながら、好きなことやってきただけだもん。
そんなん人と比べて飛び抜けてうまくなるような要素ないでしょーが。


俺のHR999像って、高レベルギルクエをソロクリアして、武器は最低2〜3種使いこなして
モンスターの弱点属性他いろんなことを知ってて、怯み値計算とかできちゃって
フレーム回避なんて余裕のよっちゃん、被弾なんかしませんよ〜みたいな人なんだけど


俺は武器は最初から装備してた片手剣ってやつしか使えないし、てか片手剣ですら
使いこなせているかかなり怪しいなぁ、SAも満足に使いこなせないし
爆弾を華麗に切ってドンパチしながら戦うなんてできないよ。


実は他のHR999の人たちと違う点として、ギルクエにほとんど手をつけてこず
普通の上位クエやG級クエばっかりガリガリ回してたから、高レベルギルクエなんて
ソロなんか無理無理かたつむり、4人で出かけても俺だけ死ぬとかしばしば
テオ・テスカトルなんか行ったらLv120でも1人で3乙するレベルだよ。


うまさの指標でもある闘技大会だって、うまい人と2人でいっても、無難になんとかAかってところだし
書いてて悲しくなってくるぐらいホントにモンハンできない人なんだって思う。


できないできない言っててもしょうがないからって、できることを並べたところで
人よりちょっと閃光玉の使い方がうまいかな?とか
ちょっと罠の使い方がうまいかな?ってぐらいでしょ、いやいやそんなの
典型的なハメ産HR999ってやつじゃあないですか・・・


・・・


・・・・


はぁ・・・・。


あるときは「モンハンで給料もらってるわけじゃないのに」なんて言葉がふと口から溢れるぐらい落ち込んだ。


いっそのことHR7に降格させてくれたほうが気が楽なんじゃないのこれ・・・
データ作り直しは、おまもりのことがあるからちょっとかんべんしてくれ。


ゲームなんだから好きなような遊べばいいじゃないか


廻り回って辿り着いたダメハンターの結論がこちらです。はい。


とりあえず一人でしかできない村クエは、最終クエの「師匠からの試練」を、1度だけどうにかクリアできた。
もう一回やってみようかな?と思ったらディアブロスすら倒せないで3乙してやんの。びっくりした。クリアはまぐれだったのかよ。
1人用クエストも満足にクリアできないでHR999なんて、今までなーにやってきてたんだか・・・


集会所クエは、みんなで楽しくワイワイやりながらクエスト全消化あたりまでいければいいかと。
ソロでもクエストをクリアできる、タイムアタックだ、なんて世界から到底かけ離れた所から、ひっそりと楽しいコトやって過ごそうかと。
一端のハンターとして腕を磨くために、そのうち、その気になったら少しずつチャレンジするつもりではいるけど、今はこれでいい。
目指すは、俺がHR5で初めてオンラインに接続した時に見た、とっても強くて優しいハンターさんのような存在になること。
当面はここに向けて突っ走っていこうと思います。



血の滲むような努力とは言うに及ばないけど、片手剣使用回数も5000回を突破して、その過程で片手剣の使い方も、三流ぐらいにはなれたか?
間違っても一流ではないでしょうけど・・・HR999までには一流の片手剣使いの仲間入りは果たしたかったなぁ。
いま程度の腕前で一流名乗ったら、一流の片手剣使いに申し訳なさすぎるからね。とかいって比較対象がいるわけでなし、一流ってなんなのかしりませんけどね*24


そして幸いなことに、
モンハンとは関係ない他の事でも、他人の3倍か4倍は努力しないと人並みになれない人間だなぁという自覚はあるのですけど
例の遺跡平原で武器の使い方を練習しても、他の人のプレイ動画とかネットで見ても、モンスターの討伐回数重ねてもあんまり上手くなる感じがなくて
HR999まで遊んでも、まじめに下手くそすぎて俺には狩りの才能はないなぁってしみじみ思うんですが
オンラインのおかげで人には恵まれていて、HR999に辿り着くまでにフレンドさんがものすごいたくさんできました。
みんなのおかげでクエストというクエストすべてにCLEARマークもついて、ひと通り遊んだかなー?という気にはなった。


その人達は、たいしてうまくもない俺が苦し紛れにやっている、麻痺や罠や閃光玉や回復や乗りについて、すごく助かっているとお世辞を言ってくれる。


モンスターに乗ると「goodjob!」って褒めてくれて。


俺がしくじると「ドンマイ!」って優しく声をかけてくれて。


俺なんかじゃない他人と遊んでいたほうがよっぽど効率よく倒せて、爽快感もあって、おそらく楽しいんじゃないかとおもうんだけど。
なんでこの人たちは俺と一緒に遊ぶことを選ぶんだろう。


乙の腕に自信なくてフレンドの部屋におじゃまするなんてようやらんから、一人で部屋作って待ってるとなぜか入ってきてくれる。


俺はホント、人には恵まれてるよなーと思いますわ。俺なんかに付き合ってくれる全員に感謝。


俺は一人じゃなんにもできないから、みんなのおかげで毎日楽しく遊べてます。


これから、みんながいつまでモンスターハンター4Gで遊んでいるか


俺もいつまで遊ぶか皆目見当がつきません、が。


ハンターを引退するその日まで、お付き合いさせてください。


よろしくお願いします!



ちょっとオチもってくの無理やりすぎたか?!

*1: 当時モンスターハンタープレイステーション・ポータブルPSP)のゲームとして登場したとき、画面のカメラ操作とキャラクター操作を両方左手で行わなければならないために、親指でアナログスティック操作、人差し指で十字キー操作、中指だか薬指でアイテム操作をしないといけないとかいう器用なことを要求されていた。詳しくはイメージ検索してもらえば、どれだけマジキチなのかよくわかると思う

*2: なおモンスターハンターのほとんどのモンスターの狩猟依頼は50分が制限時間となっている。長い。といっても、モンスターに逃げられ見失って広いワールドを延々と走り回っても間に合うような時間設定なので、順調にいけばそうかからない。

*3: 自分の拠点に生息している、モンスターを狩るにあたってはまったく必要のない謎の豚キャラクター。ミニゲーム的に豚をなでで喜ばしたり豚の服を着せ替えしたりできるが、本当に本編にはまったく絡まない。モンスターハンターというゲームにはこういう要素が多いが(腕相撲とか釣りゲームとか肉焼きゲームとか)、すべてミニゲームと思えないような完成度に驚く。

*4: 最大4人用の難易度がちょっと高いモンスターの狩猟依頼がここで受けられる。通信プレイ専用かとおもいきや1人でも普通にクエストに出発できる。もちろん複数人で立ち向かう前提の敵に一人で立ち向かうことになるので、以下お察しください。

*5:特に難しいクエストを紹介してくれるお姉さんで、キャラクターがある程度のレベルにならないと相手にしてくれない

*6:モンスターを中心に光とともに衝撃波が放射状に出ているので、それを盾で受け止めると理解すればそうでもなかった、いや、その理解はどうなんだ・・・

*7:小爆弾は設置時自動点火で数秒後に勝手に爆発し、大爆弾は衝撃を与えないと爆発しないという特性があるので、大爆弾を置いたそばに小爆弾を自動点火で置いて、プレイヤーは小爆弾爆発(=大爆弾爆発に巻き込まれるとダメージを負う)前にその場を離れるという爆弾の使い方がある。もちろん小爆弾と大爆弾は大爆弾のほうが威力が大きい。たとえば大爆弾で与えられるダメージが100で小爆弾が10だったとしよう。両方置いて爆発すれば110のダメージが入ると普通は考えるが、モンスターハンターには寝ているモンスターに最初に当たった攻撃がダメージ3倍になるという少なくともマニュアルには書いてない裏設定が存在するため、小爆弾が爆発。モンスターが小爆弾の攻撃を食らって起きる。小爆弾の10ダメージが3倍になって30ダメージ入る。大爆弾が爆発して100ダメージ入る。合計130ダメージ。となってしまう。正解は、大爆弾をモンスターのそばに置く。小爆弾をモンスターには当たらないが大爆弾には当たるという絶妙な位置に設置して離れると、小爆弾の10ダメージはモンスターに与えられないが、大爆弾の100ダメージが3倍になってモンスターに300ダメージ入るという寸法。

*8:実際にはちまちま切っていたとしても、見た目は全く傷ひとつついていないように見える尻尾が、あるダメージ量を超えた瞬間にスパンと切れる

*9:これ→【MH4・片手剣】これから始める爆殺剣士【講座】

*10:緊急クエストは緊急でもなんでもないんだけど、クリアするとハンターランクが1あがって、そのたび少しずつ難しいクエストにチャレンジしていける

*11:先ほどの俺を相手にしてくれなかった青いお姉さんが紹介してくれる今までとは一皮違う強敵が出てくるゾーン

*12:基本的にプレイヤーの防御力は倒したモンスターの素材をもとにつくる防具で決まるので、強いモンスターを倒してその防具を身に着ければ、強いモンスターの攻撃もそう大したことはないように感じる

*13:桜火竜。ピンク色をしていて火噴いたりする竜。空を飛んで手も足も出なくなったり、空を飛ぶから陸地に降りてきたときぐらい頑張って攻撃しようとすると毒攻撃を食らって致命傷を負ったりする。なお、桜火竜はメスで、オスはもっと空を飛んでいる時間が長く、空飛びながら手も足も出ないプレイヤーに火球を放ってきたりするトンデモモンスター。なお撃ち落とすアイテムは存在するのでご安心を

*14:回復が間に合わなかったり、一撃で死ぬほどのダメージを受けたり、等々で3回死ぬとゲームオーバーになる。ゲームオーバーになってもそのクエストに費やした時間が無駄になるのと、クエスト出発する際に払った多少の準備金がなくなるだけで、ゲームのデータ的にはドラクエほどの致命傷はない。時間が無駄といっても、モンスターがどういう動きをしていたか、どんな攻撃をしてきたかという情報は操作している本人の脳に蓄積されるので完全には無駄にならない。

*15:このゲームは1人でプレーしているときに限り、猫を2匹連れて行くことができる。これをオトモと呼ぶが、オトモに気まぐれで罠設置を手伝ってもらったり、プレイヤーがダメージを負ったときに気まぐれで回復してもらったり、気まぐれで攻撃に加勢してもらったり、ということを事前に設定しておける。あくまでも気まぐれ。

*16:HPの上限値を通常時の2倍に増やしてくれる神アイテム。クエスト出発前に「食事」という作業をすることにより同様の効果を得られるが、1回死ぬと通常時のHP上限値(つまり食事したときの半分)になってしまうので、秘薬を飲んでHP上限値を2倍に戻す。

*17:ゲリョス亜種は毒攻撃をしてくるので、モンスターに毒を与える武器の強化素材としてこのモンスターのどこかしらの部位を必要とすることがあった。この時点で出現する毒攻撃を有するモンスターの中では一番強力な毒を持っていた

*18:このゲームのオンラインモードでは、自分と同じ目的を持つ人を探すために対象のモンスター名でルームを絞込検索することができる。また、それぞれの部屋の目的を数種類の定型文の中から選んで表示しておくことができる。「熟練者あつまれ」とか「のんびり楽しもう」とか、前述の「だれでも歓迎」とか。ただし「だれでも歓迎」がデフォルト定型文なので「だれでも歓迎」が実は、定型文を変更していないだけで、「だれでも歓迎」ではないパターンが多々存在する

*19:たとえば水鉄砲をうって来るモンスターは火に弱いなどの相性があるので、毒攻撃してくるモンスターに毒を与える武器はどうなのという意味

*20:複数人プレイヤーがいれば、モンスターが攻撃してくるのも自分だけではないので少し助かる

*21:数あるモンスターの狩猟依頼の中でも、ある特定のクエストだけクリアしていけば先に進めることができる。そうでないクエストはクリアしてもクリアしなくても進行には関係がないが、ここでいう「特定のクエスト」をキークエと言う

*22:携帯ゲーム機である3DSの特性を最大限活かすために、無線通信できる範囲内でプレイしている人がいれば、そこにプレイしている人数が表示されるという機能

*23:装備強化に必要な「鎧石」というアイテムが出やすいと噂になり当時乱獲されていた「ダレン・モーラン」というモンスターが出てくるクエス

*24: モンスターハンター4Gだと、ゲームの起動画面のところで「適度に休憩をとって、一流ハンターを目指しましょう」とかいうメッセージが出るぐらいだから、なにか、どこかに一流ハンターというゴール地点があるんだろうなぁ、と画面を見るたびに思う