Bootcamp で Windows XP をインストールする
引っかかった場所をメモ。
■Windows XPのインストール
Bootcamp アシスタントを使ってパーティションを区切った後、XPのCD-ROMを入れてBootcampアシスタントから再起動。
このとき注意しないといけないのは、Bootcamp アシスタントがFAT32でフォーマットしてくれたからといって
Windows XPのインストーラでフォーマットせずに続行するとエラーで止まってしまう。
>>Press any key to boot from CD.........
>>Disk Error.
>>Press any key to restart.
クイックフォーマットでもかまわないから必ずフォーマットを実行すること。
しかも上のメッセージ、何かキーを押せ、再起動すっから!と言っているにもかかわらず押しても再起動しないたちの悪さ!
>参考
Mac OS X 10.5, Boot Camp: Windows XP の初期設定中に“ディスクエラー”と表示される
http://support.apple.com/kb/TS1722?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
■ドライバのインストール
TigerのベータバージョンではアシスタントからMacintosh DriversをCD-Rに書き込めと指示があったが
LeopardのBootcampでは、OS XのDVDにこれが入っているそうなので
XPを起動した状態でOS Xのインストールディスクを入れる。
するとインストーラが起動するので、ドライバをインストールするのだけど、いくつか注意点。
1.新しいハードウェアのなんちゃらウィザードが出てきて、Windows Updateでドライバを探すか?といった
メッセージが出てきても、いじってはいけない(勝手に消える)
2.USBには何も繋がない状態が望ましい(デスクトップタイプならキーボードとマウスぐらいで)
3.Windows XP SP3の場合は、LeopardのDVDのドライバではなく最新バージョンのBootcamp 2.1を入れたほうがいい
■ KbdApple のインストール
初期状態では、カナ/かなキーと英数キーで入力切替ができなかったり
とにかくApple純正キーボードで操作するにはいろいろと不便なのでKbdAppleというのをインストールする。
外付けのUSBキーボードを使っている場合は、つなげてからインストールする。
ただし、インストールしたときに繋げていたUSBポート以外のところにキーボードをつなぐと何故か無効化される。
USBハブにキーボードをつないだ場合は何番目のUSBポートにキーボードを接続したのか覚えておかないと涙目になる。
■ MacBook に搭載されている AirMacカード(IEEE802.11n対応) を使った 130.0Mbps 接続を Windows XP でやる
KB893357という、無線LAN関係のWindows Updateをインストールすると130Mbpsでリンクできる。
わざわざ入れなくてもWindows Updateで入るらしいけど、無線つなぐ前に全部そろえたいので
上のKbdAppleも含めてCD-Rに全部焼いてある。
Windows XP 用セキュリティ更新プログラム (KB893357)
http://download.microsoft.com/download/a/b/6/ab6f8dd9-ad66-40b8-b0af-75599b6e43f2/WindowsXP-KB893357-v2-x86-JPN.exe
無線LANをつないでしまってからコレを適用してしまった場合は、そのままでは130Mbpsでリンクしないので、以下の手順が必要になる。
1.利用できるワイヤレスネットワークの表示
2.切断ボタンをクリックしてアクセスポイントから切断
3.自分の使っているアクセスポイントを選択、パスワード入力をやり直し
■ リッドクローズドで使うための下準備
コントロールパネルから電源オプションを開き
「詳細設定」タブの「ポータブルコンピュータを閉じたとき(W)」を「何もしない」に設定する
※これをしないと、ディスプレイを閉じたときに勝手にスリープしてしまいリッドクローズドができない。
コントロールパネルからIntel(R) GMA Driver for Mobileを開き
「ホットキー」画面の「ノートブック有効化」「デジタル ディスプレイ有効化」にショートカットを設定する
もしくは設定されているショートカットを覚える
これでディスプレイを閉じて「デジタル ディスプレイ有効化」のショートカットを打つと外部ディスプレイに
Windows XPの画面が出力され、晴れてリッドクローズド環境の出来上がりということになる。
■ 起動時のスキャンディスクを実行しないようにする
Windows XPが異常終了したときは、Mac OS 9のDisk First Aidのように起動時にスキャンディスクというのが
自動的に実行されてディスクの検査をしてくれる機能があるのだが、なぜかうちのMacBookでは
スキャンディスクのキャンセル(始まる前に何かキーを押す)が効かないのでのでうっとうしい。
そういうわけで起動時のスキャンディスクを実行しないように、コマンドプロンプトで無効化設定をする。
chkntfs――起動時のドライブチェックの設定を行う
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0810/28/news009.html
システム起動時の自動chkdskをスキップする
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/354chkntfs/chkntfs.html
>>CHKNTFS /X C:
と打っておけばいいらしい。
このやり方を検索していたら、CHKNTFSはNTFSってついてるからファイルシステムがFAT32だと無効だと書いてあるウソサイトがあって
それから暫くFAT32でのやり方を探していたのだけど、実はCHKNTFSはFAT32にも有効であることがわかった。
チクショー!
実行すると「ファイルシステムの種類はFAT32です。」などとFAT32じゃいけないのかと思わせるような
メッセージが表示されるけど、これはOKなときに出るコマンドの実行結果らしい。
■Mac側のパーティションを読み込む(タダで)
MacDriveという製品で可能らしいが、正直たまにしか使わないXPに買うには
ちょっと高すぎるので「HFS Explorer」というツールを使う。
Javaが必要なので、これもあわせてインストール。
HFS Explorer
http://hem.bredband.net/catacombae/hfsx.html
Java
http://www.java.com/ja/download/index.jsp
インストールしたら、msvcr71.dllが見つからないとか言い始めたので、検索したら別途インストールできるらしい。
前にインストールしたときはこんなエラーは出なかったのだが・・・
MSVCR71.DLL
http://reddog.s35.xrea.com/wiki/MSVCR71.DLL.html
■MacBookでパンヤをやろうとするとブルースクリーンでクラッシュする
よくわからないが、シーズン4に入ってからこの現象が度々起こる。
ゲームクライアントを起動して、パッチ当てが一通り終わって「スタート」ボタンをクリックしてちょっとしたぐらいに
突然ブルースクリーンが一瞬表示されてWindows XPが再起動してしまう。
調べてみると、GameGuardのログファイルの書き換えが失敗することにより、この現象が起こるらしい?ので
Windowsのスタートアップにバッチファイルを入れて、書き換え失敗の原因になるログファイルを起動時に毎回消してやるといいみたいだ。
別にスタートアップに入れなくても、パンヤを起動する前に必ず行えばいいのだけどね!
以下俺用スクリプト。インストール場所を特に変えていないなら、このまま使えるはず。
変えているなら、わかって変えてるはずだからスクリプトの書き換えも容易なはずですよね?
@echo off
del "C:\Program Files\NtreevSoft\PangYa_Jp\GameGuard\npgl.erl"
del "C:\Program Files\NtreevSoft\PangYa_Jp\GameGuard\npgm.erl"
del "C:\Program Files\NtreevSoft\PangYa_Jp\GameGuard\npsc.erl"
echo よーしパパ、今日もパンヤやっちゃうぞー
pause
cd "C:\Program Files\NtreevSoft\PangYa_Jp"
start update.exe
起動すると、ログファイルの削除まで行って「よーしパパ、今日もパンヤやっちゃうぞー」というメッセージを表示して一時停止。
そして、何かキーを押すと処理再開して、パンヤのクライアントプログラムを起動させます。