Firefox 7.0で終了する前に確認ダイアログを表示させるようにする

以下の記事はMac OS X 版のFirefox 7.0で設定してみたらできたよという記事で、それ以外の環境ではうまくいかないかもしれません。


Firefoxでウェブブラウジングをしているとき
私の指先が腐っているだけなのかもしれないが、Command+Tabでアプリケーションの切り替えをしようとしたときや
Command+Wでウインドウを閉じようとしたときに、間違ってCommand+Qをタイプしてしまい
Firefoxが終了してしまうことが多々ある。


たぶんみなさんにも見に覚えのあることだと思う。そう信じたい。


特にこのブログの編集中だとか、その他ウェブのフォームに何か文章を書いている最中は
Command+Tで新規タブを開いて調べ物をして、終わったらCommand+Wでタブを閉じてもとに戻す
なんてことをよくやっているので、Command+Wを押したつもりが
Command+Qをタイプしてしまいすべてオジャンなんて悲劇が起こりやすい。


そこで、Firefoxならではのアドオン様の力で「アプリケーションの終了前に確認ダイアログを表示」なんて気の利いたことはできないかと
Google先生にお尋ねしてみたが


前回終了時のタブを復元するようにすれば事故ってもすぐにリカバリーできるぜ」だとか
環境設定の[タブ]で[同時に複数のタブを閉じるときは確認する]にチェックを入れればOK
なんて話しか出て来なかった上に、後者はウインドウを閉じるときは確認があるが、アプリケーション終了時は確認がないという
ただウザい仕様が追加されるだけというものに過ぎなかった。


探し方が悪いだけだとおもうが、about:configを試行錯誤でいろいろいじった結果
ようやく期待通りの動作をする設定が見つかったのでご紹介。
まずは普通にFirefoxの環境設定を開いて

  1. 「一般」の「Firefoxを起動するとき」は「ホームページを表示する」か「空白ページを表示する」に変更。(前回終了時のウインドウとタブを復元する では以下の設定が有効にならない)
  2. 「タブ」の「同時に複数のタブを閉じるときは確認する」はオフ。
  3. 次に環境設定は閉じて、ブラウザウィンドウのアドレスバーでabout:configを入力してリターン。
  4. 動作保証対象外になります!というメッセージが出てくるが「細心の注意を払って使用する」をクリック。
  5. フィルタに「warnon」を入力。
  6. browser.tabs.warnOnCloseをダブルクリック。値が「False」に変わることを確認。
  7. フィルタに「quit」を入力。
  8. browser.showQuitWarningをダブルクリック。値が「True」に変わることを確認。

おしまい。
「他のタブをすべて閉じる」を実行したときの確認ダイアログはウザいとおもっているので手順2でオフにしたが
ここでも警告が欲しい場合は手順2はオンにするのが吉。


ただ、これでもいくつかの条件に当てはまると終了前の確認は出ない。

  • ウインドウやタブがひとつしか開いていない
  • プライベートブラウジングをしているとき


上記手順でもうまくいかない場合は追加でこれもチェック。

  • TabPlusMixとかで独自のセッション管理を行なっていないことを確認
  1. about:configを再び開き、細心の注意を払うから安心しとけと言わんばかりにボタンクリック
  2. browser.tabs.warnOnCloseがFalseか確認する
  3. browser.warnOnQuitがTrueか確認する